首里のホットなカメラ用品専門店　オリエンタルホビー

  

横浜で開催されたカメラショーCP+でお会いした、鉄道写真家の広田泉さんが、先月開催されたPHOTONEXTブラックラピッドブースに、いつもの笑顔でお立ち寄りくださいました。その折に出版されたばかりの写真集[ここから始まる。]を見せていただきました。被災地に倒れる蒸気機関車の写真を表紙にしたこの写真集。鉄道写真家ならではの視点で、一枚一枚丁寧に切り取られた駅舎、線路、電車風景の静かなイメージが強く、厳しく響きます。時間の経過、復興とともに、写真の意味や印象が変わっていくのでしょうか。ニュートラルな視線で捉えられた記録だと感じました。

写真集の収益は三陸鐵道とひたちなか海浜鉄道の復興支援のために寄付されるそうです。

写真集についてお話される広田さんのやさしい笑顔と真剣なまなざしが忘れられません。

下記サイトより詳細情報をご確認、ご購入いただけます。

鉄道写真.com
http://shop.home-3.com/?pid=32190916

広田泉さんのブログ
http://tetsudoshashin01.blog17.fc2.com/blog-entry-630.html

どうぞよろしくおねがいします！





  

こんにちは。オリエンタルホビー店長小倉です。

このたびの東北関東大震災において被災されました皆さまには、心よりお見舞い申し上げます。亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げます。

オリエンタルホビーでは、本日より10万円を目標に当店で販売中の写真集売上金の全てを東北関東大震災義援金に充当させていただくことを決定させていただきました。

ご協力をいただきました写真集売上金は随時集計し、日本赤十字社等に寄付をさせていただきます。また寄付の詳細につきまして、随時ご報告をさせていただきます。


オリエンタルホビー写真集販売ページ
http://oriental-hobbies.com/?mode=cate&cbid=268058&csid=3



熊谷聖司　写真集　神／うまれたときにみた－あかるいほうへ－　


大森克己　写真集 Bonjour!


佐内正史　写真集 島島


大沼ショージ　写真集　もののつづき


被災者のみなさま、関係者のみなさま、そして日本に住むすべての人々に静かな日々が戻り、平和のイメージが写真にふたたび記録される日が一日も早く訪れることを祈念しております。みなさまのご協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。


----------------------------------------------------------------
写真集売上金総合計64,730円　3月28日現在
3月末に締めて、4月初旬に一回目の寄付を実行させていただきます。
ご協力誠にありがとうございます。
----------------------------------------------------------------

写真集売上金小計　3/17 合計15830円
熊谷聖司　写真集　神／うまれたときにみた－あかるいほうへ－　3150円　1冊　ご購入時義援金として1850円　
小倉英三郎　写真集　家族の日記　3675円　2冊
大森克己　写真集 Bonjour!　2730円　1冊
LP#13　750円　１冊

写真集売上金小計　3/22 　合計10500円
熊谷聖司　写真集　神／うまれたときにみた－あかるいほうへ－　3150円　1冊
熊谷聖司　ポスター　「sakura 2008」　1000円
大沼ショージ　写真集　もののつづき　3000円　１冊　ご購入時義援金として　2850円
LP#4　500円　１冊

写真集売上金小計　3/28　合計38400円
佐内正史　写真集　「夏秋冬秋」　1000円　1冊
元田敬三　写真集　MOTODABLACK　2100　1冊
熊谷聖司　あかるいほうへ　2000円　2冊
熊谷聖司　神／うまれたときにみた－あかるいほうへ－3150円　2冊
森山大道　写真集 auto-portrait　5775円　2冊
野村浩　写真集　Slash 4200円　1冊
大沼ショージ　写真集　もののつづき　3000円　１冊
LP#4　500円　１冊
LP#5　500円　１冊
LP#6　750円　１冊
LP#7　750円　１冊
LP#9　750円　１冊
LP#10　750円　１冊
LP#11　750円　１冊
LP#12　750円　１冊
LP#13　750円　１冊

ご協力誠にありがとうございます。
義援金送金時にご報告させていただきます。

--------------------------------------------------------


オリエンタルホビー
小倉英三郎
中西由美
小倉光江




  

皆さんこんにちは。


日本全国各地では、続々と梅雨入りしているらしいですが、
ここ沖縄ではすっかり真夏のような気候で、
毎日暑い日が続きます…


さて、今日はそんな暑い沖縄よりは、
雨の日に家でしっとりと鑑賞したくなるような写真集のご紹介です



BRASSAI 　PARIS AT NIGHT




タイトル　BRASSAI PARIS AT NIGHT
著者　Brassai
出版社/発行元　A Bulfinch Press Book
Printed in Italy(白黒）
サイズ 縦322mm×横280mm　96ページ
定価　US$50.00
言語　英語



こちらは世界的に有名な写真家BRASSAIが
1930年代の夜のパリの風景を写した写真集です。


ひと気のない駅
路地に佇む男性
華やかなダンスショー
路上で寝る人
工場で働く人…



私たち今の時代の日本人からしたら、それだけで現実味のない世界である
1930年代のパリという街を切り取った白黒写真は
一枚一枚全てが映画のようなドラマチックな雰囲気をかもし出しています。



雨の日に部屋で雰囲気ある音楽を聴きながら
この写真集を鑑賞する、なんていう
なんともお洒落で優雅な時間の過ごし方をしてみたいですね～


全く雨が降らず、既に真夏の沖縄でも、しっとりしたい気分の時にオススメの一冊です。

まずは是非オリホビに遊びに来て、鑑賞してみてください


それでは、雨降りの地域も、かんかん照りの地域も、
素敵な夜をお過ごし下さい


奈々


  

皆様こんにちは☆
奈々です。

今週もあっという間に週の真ん中水曜日ですね！


今日は残りの週もテンション上げていきたくなる写真集を紹介します



In the American West
by　Richard Avedon



Richard Avedon氏は人物を被写体とした写真を主に撮影していて、
特に白背景でのポートレイト写真は彼のスタイルとして余りにも有名です。


私も今回、Avedon氏の写真をこのIn the American Westだけでなく、
氏のオフィシャルサイトや、その他の写真集でも
色々と拝見させていただいたのですが…

とにかくスゴイ

本当にシンプルな写真がほとんどなのですが、
一枚一枚にドラマがあり、なんだか被写体の方々の人生を垣間見たような気になるんです。


この写真集はその名前の通りアメリカの西部に住む人々の
ポートレイト写真を集めた一冊なのですが、
全て白背景で写っているのは「人」のみの、本当にシンプルな写真ばかり。
でも、どれも人間くさくて惹きつけられます。




ちなみにAvedon氏は各界の著名人の撮影もたくさんしているのですが、
このThe Beatlesの写真↓も氏がとったものと知って驚きました




皆さんも一度はご覧になったことあるんじゃないでしょうか？
数年前に発売されたベストアルバム「The Beatles 1」の
ジャケットの裏写真だったような…？


因みにこちらの写真はAvedon氏の別の写真集
AVEDON THE SIXTIESに載っています。



こちらの写真集も近日出品いたしますので、
乞うご期待です


Avedon氏の写真集以外に興味深い写真集がたくさんあるので、
まずは、店頭に見に来て下さいね

こちらの方でもどんどん素敵な写真集をご紹介していけたらな、と思っています
（かなり私の主観ですが…）


では、良い写真で気分もリフレッシュしたところで、
今週も残り半分張り切っていきましょう


奈々  

皆さん、こんにちは

また新しい一週間が始まりました
テンション上げていきましょう
（私がこれ以上あげるとうざいか…？）


さてさて、そんな誰もがちょっと憂鬱な月曜日の今日は、
強くたくましく生きていくパワーをくれる写真集のご紹介です。


Berlin Portrait of a City
著者：Hans Christian Adan




この本はベルリンという街とそこに住む人々の歴史を1860年代から
現代に至るまで追い続けた写真集です。

映画の世界の様な中世の街並み
倒れた兵士
着飾った女性たち
街角の子供たち
雨の中を急ぐ人々
昼寝をする老人
食事をする家族
壊れていくベルリンの壁
などなど、苦しい歴史も経てきた街なので微笑ましいシーンばかりではありませんが、
だからこそ「人生」だなぁと思いました。

いいことばかりじゃなくて、苦しいことも悲しいこともあるけど、
それぞれの時代に、それぞれの場所で、一生懸命生きている人間は美しいなぁと。
今この時代に日本に生きる私たちも。

今週も、今自分がいる場所でしっかり頑張ろうと、
活力をもらいました

とまぁ、若輩者が知ったような口をききましたが、
そんな風に、色々思うところのある写真集です。








昔のベルリンの地図なども入っていて、写真集というよりは、
お洒落な歴史書と言ったほうがいいかもしれません。

７００ページ越えとかなりの読み応えです。
一見の価値ありですよ
まずはオリホビに観に来て下さい


それでは皆さん、今週も張り切っていきましょう


奈々  

皆様、少しご無沙汰していました、奈々です。

早速本題ですが今日は、お勧めの写真集を紹介したいと思います。

Ralph Gibson の『BRAZIL』　September 2005



このラルフ・ギブソンという写真家は店長・小倉の今最もイチオシなカメラマンの一人です。

店長曰く、

「切り取り方が象徴的」




なるほど、写真の難しいことは全くわからない私ですが、
確かに切り取り方が特徴的なのは感じました。

人物・街・壁・部屋…

被写体は様々ですが、概してとにかくカッコイイ。

この写真集はブラジルという地を彼独自の視点で
切り取った写真風なのですが、
ブラジルの持つ色、明るさ、空気そして切なさが
ひしひしと伝わってくる一冊です。

ラルフ・ギブソンについて少し調べてみました。

Ralph Gibson　ラルフ・ギブソン
1939年　アメリカ　ロサンゼルス出身
海軍に従事した時に写真技術を学んだそうです。
サンフランシスコ美術大学で学び、カメラマンのアシスタントや、
映画の製作の助手を経て、自身や他の写真家の写真集を
出版するラストラムを設立。
何気ない世界の断片をクローズアップやフレーミングで
強調した作品が特徴的。

近日、オリホビホームページでも販売を開始する予定であります。⇒4/27発売開始いたしました！
乞うご期待

BRAZIL　ｂｙ　Ralph Gibson
白黒とカラー
172ページ
230Photo

※Ralph Gibson　”BRAZIL”販売開始いたしました！